第12回コミュニティ報告

 5月8日(土)午後1時30分〜3時30分、文教大学越谷校舎の11号館(生涯学習センター)2階において、第12回のコミュニティが開催されました。参加いただいた方々、ありがとうございました。
 今回は、越谷市内、市外の先生方、企業の方々、文教大学の学生ささんと様々な環境の方々が19名参加され、いつもながら盛り上がりました。
【コミュニティの概要】
 知り合いになるタイムの自己紹介から始まり、今回のメインとして
文教大学准教授、I先生による「教育の情報化に関する手引き」(157頁あるんです〜その資料も用意いただきました、感謝です!)に関する講義をいただきました。学校現場で必要な部分をピックアップして講義いただき、後半で自身の研究されているiPod touchを使用した博物館との連携による情報化、共同研究されている東京の私立学校の先生の実践発表も交えて、まさしく実践的な講義でありました。

 コミュニケーションタイムは、まさしく情報交換の場。みなさん新年度ということで異動もありました。名刺交換タイムとなっていました。

 後半の部では、まず主宰Jouluriboより間もなく発売されるマイクロソフトのOffice2010のベータ版の紹介。特にPower Pointは動画で書き出せること、アニメーション効果がKeynoteに近づいた(超えたかも)こと、今までのスライドショーにフォトアルバム機能が付き、スライドショーに効果をかけながらフォトアルバムができることなどを紹介。特に、動画で書き出す実演、Craving Explorerを使ってiPod形式にしてみせることも。特にアニメーション効果、スライド毎の切り替えにかなりの効果を盛り込めることなどは、参会者にとって新鮮な驚きであったようです。

 続いて、これも間もなく発売(「でじたま」はこれが売り物なんです。発売前から情報提供、共有、話題としています)のiPad文教大学のI先生と学生さんらで実物大のペーパーモックまで作っていただきました。Jouluriboから班毎でiPadを使用し「言語活動の充実」をねらうという提案をさせてもらいました。
 それを受けて、参加者が5つの班に分かれ、モックを使用しながらどんな使い方ができるか意見交換。これは盛り上がりました。誰も実物を触ったこともないし、実際の機能を体感したこともない上での自由気ままな発想交換。教員、学生、一般人とが混じり合っての時間がいい。どうしても教員だけだと発想が固くなります。異業種、あえて異人種の刺激し合いがとっても有意義なのです。

 その後、各班毎に発表してもらいました。その内容の概略は、ツイッターでライブしてくれたO先生のツイートから紹介します。
1班:教科書をiPadに入れてくれれば、提示するのに便利そう
2班:パソコンと違ってみんなでiPadを囲んで見ることができるのが便利。グループワークに活用したい。
3班:地図や新聞などの資料などを閲覧したい
4班:野外活動など外に持ち出した。絵や写真を動かして色の組み合わせなどを考える。調理実習の手順など、順次振り返る掲示物の代わりにも使える
5班:各クラスによって、興味関心も違うので、いろいろな資料を蓄積・提示できるのが魅力

 発売前にこれだけ話題を提供できるiPadと「でじたま」に万歳!
参加いただいた方からツイッターで、「でじたまは刺激的だ」と感想もいただきました。ありがとうございます。

 次回のでじたまはいよいよiPadの実機に触れる機会となるでしょう。また、刺激的な内容となると思います。多くの方々の参加をお待ちしています。また、iPadが届いたら第13回コミュニティのご案内をします。乞うご期待!