第17回コミュニティの報告

一週間経ってしまいましたが、第17回のコミュニティが、2月13日(日)に恒例の文教大学で開催されました。ますは、写真をご覧あれ。
これも恒例となりましたが、参加される方々、教員はもとより企業、学生、保護者とバラエティに富み、この日は21名でした。

昨今は、大学生が卒論のテーマにiPadを選ぶ時代。4名の今田ゼミ生の卒論概要紹介。またその卒業生で、今は私立校(初等科)の教員をしている会員から自作iPadアプリの紹介。子どもたちのノートがクラウドを通じて共有できるという優れもの。これを自作してしまうそのアイディアとスキルに脱帽。「でじたま」にこんな重宝な人がいることが嬉しい。早速、予てからほしかったアプリのアイディアを伝えて、作成のお願いをしてしまいました。これって主宰の特権!さらに、大袋中学校でICTを活用した不登校対応を研究する文教大大学院生の発表。今後が楽しみな研究です。

名刺・情報交換のコミュニケーションタイムをはさみ、後半はまず、大袋中のICT実践、iPad活用実践と今後のビジョン、クラウド構想を提供しました。できたらいいなの大風呂敷ですが、公立学校であろうとも今後のICT活用はこうなっていかないと意味がないと考えていること。いつか実現してみたいもの。
そして、久しぶりに参加者とのフリートーク。「どんな便利があれば、学校現場のICTは活性化するのか」をテーマに、各業種や立場での発言は貴重でした。学校現場の教員は、すぐに使える写真やビデオ、しかもフリーに共有できるもの、そして側にちょっと聞ける人、ヘルプしてくれる人がいること、もっともな意見です。各企業からの方々は、立場立場で微妙ですが、共有のプラットフォームには興味関心が高いようです。そのコンテンツとして、それぞれの企業から自由に提供できるかとなるとまだまだでしょう。
でも、きっとそういう時代になってくるだろうし、新しい仕組みができてくるはずです。

「でじたま」もこうした未来を描く議論やトークを教員同士だけでなく、多様な業種、立場の方々とできるような会になってきたわけです。ますます面白くなってきました。
今回は、遠く千葉県袖ヶ浦市から初参加の先生もいらっしゃいました。
参加いただいた方々、ありがとうございました。次の機会には、また多くの参加をお願いいたします。