第18回コミュニティ報告

台風が接近する中、第18回コミュニティが開催されました。会場はいつもの文教大学。参加者もいつものように教員、保護者、学生、そして企業の方々とバラエティに富んだ20名の出席。この日の午前中に注目のiPad2が10台、文教大に届き、今田先生により即設定や充電をいただき、この回に間に合わせていただきました。感謝です。

まず、今田先生から「教育の情報化のビジョン概要と今田ゼミのiPad実践」のお話からスタート。今田ゼミでは、近くの幼稚園にデジタル絵本を入れたiPad実践を展開しており、幼稚園でも大好評だったとの報告。最近のデジタル絵本は、参加型と言える優れもの。子どもや親の顔や声を入れて作り替えられる、まさしくデジタルの特徴を活かしています。
これをどう使うか、扱うかの教師のアイディアがまさしく求められてくるでしょう。

続いて、大袋中で実践しているSNSツイッター)を利用した学校の情報発信についての話題。「これからの学校の情報発信〜SNSと学校、家庭、子ども〜」と題して、その経緯や利点、課題、これからの方策等、主宰の発表と参加者との意見交換。今後、学校からの情報発信がどうあるべきか、どうなってほしいのか、それぞれの立場での意見が興味深いものでした。

休憩をはさみ、iPad授業実践を紹介。大袋中で、NHK Creative Library の依頼で国語「古典:枕草子」(5月15日、NHK総合テレビ「とっておきサンデー」内で放映)授業を紹介しました。
さらにiPad2の目玉、ビデオミラーリング機能を大型テレビで紹介。iPad内のすべてが出力できるようになったことで、使えるアプリも紹介しました。NoteShelfというメモアプリは、写真を貼れ、そこに手書きメモが書けるもの。子どもたちの相互啓発の可能性が広がるものです。今後、この使い方をさらに研究していきます。
この後、参加者全員に到着したばかりのiPad2をいじってもらいました。十分な時間がなかったので、本当に触る程度でしたが、次回のコミュニティではじっくりKeyNoteで作成を楽しんでもらいたいと考えています。奮って参加ください。